Hilary Hahn

Hilary Hahn
Plays Bach

2012年3月12日月曜日

パブロ・デ・サラサーテ


Posted by Picasaパブロ・マルティン・メリトン・デ・サラサーテ・イ・ナバスクエスPablo Martín Melitón de Sarasate y Navascuéz,1844年3月10日 - 1908年9月20日)は、スペインバスク地方パンプローナに生まれた作曲家ヴァイオリン奏者






8歳のときに初めての公演をし、10歳のときにスペイン女王イサベル2世の前で演奏を披露した。その後パリ音楽院で学び、13歳のときヴァイオリン科の一等賞を得た。1860年代ごろから演奏家としての活動を始め、1865年には一番初めに仲良くなったサン=サーンスと演奏旅行をした。サン=サーンスはサラサーテに「序奏とロンド・カプリチオーソ」、「ヴァイオリン協奏曲第3番」などを献呈している。サラサーテはまた、ラロの「スペイン交響曲」、ブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第2番」、「スコットランド幻想曲」の初演者、被献呈者でもある。サラサーテの華麗な名人芸は、チャイコフスキーブラームスなどにも影響を与えた。
作曲家としてのサラサーテの作品は、ほとんどヴァイオリンと管弦楽(もしくはピアノ)のための作品であり、スペインの民謡舞曲の要素を盛り込んだ国民楽派に位置付けられ、その代表がジプシー(ロマ)の民謡による「ツィゴイネルワイゼン」であり、ラッシュ、フリッシュなどの特徴を取り入れている。他の作品はあまり演奏されることがないのが現状である。
サラサーテを記念して、若手ヴァイオリン奏者のためのコンクール「パブロ・サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール」が開催されている(ヴァイオリン部門とオペラ部門が毎年交互に開かれている)。

代表作品 [編集]

カルメン幻想曲 Op.25(1883年)…ジョルジュ・ビゼーの『カルメン』によるパラフレーズ

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